HPのUP:2016年11月30日
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会長 高田 昭彦
われわれ「本をたのしもう会」は、今年(2014年)で14年目を迎えます。11年日を節目に世代交代を図ってまいりましたが、今回、前任の唐沢会長からその役目を引き継ぐことになりました。
本会の目的とするところは、最近、特に若い人の間で本が読まれなくなってきており、それは本の面白さが理解されていないからではないかという認識から、本を読むということがどんなに楽しいものであるかを多くの人々に伝えたい、問題意識を共有してくださる識者の方々の話を直接聞く機会を設けることで、共に理解を深めたいというところにあります。
この目的に沿った活動をするための柱は2つあります。1つは、会の趣旨に賛同してくださる見識豊かな先生方をお招きしての、武蔵野公会堂で開く大きな講演会。もう1つは、講師と参加者が直接対話できるような、少人数での「著書を語る、著者と語る」会です。本会の会員には、出版社勤務の経験をもつ人をはじめ、本を読むことが好きな多彩な顔ぶれが揃っています。そうした会員の豊かな経験を生かして、多くのオピニオンリーダーとも言うべき著名な先生方を講師にお招きしてまいりました。
今後は、ここにご紹介した2つの活動を一層充実させるとともに、新しい展開も視野に入れながら、出来るだけ多くの方々と、本を読む楽しさを共有できる機会を広げていけたらと考えています(「本をたのしもう」NO.13、2014年10月1日発行)。
会長 高田 昭彦
2001年にスタートしたこの講演会も今年15年目を迎えました。ここまで続けることができましたのは、ひとえに皆様方のご支援のお蔭と感謝申し上げます。
多くの人に本を読む楽しさを伝えることを目的として発足した当会は、読書を通して考える能力を養い、問題意識と経験を共有することで新しい市民文化を切り開くことを目指して活動してきました。10年を区切りに休会しようということも一時検討されましたが、その後新しいメンバーが加わるなかで、活字離れが進む今こそ会を存続させる必要があることを再確認。原点に立ち返って活動のあり方を問い直し、さまざまな可能性を追求してまいりました。そしてこの間進めてきたのが以下の3つの実践です。
一つは従来通りの大講演会を、時代状況を見据えながら一層充実させること。2番目は講師と参加者が直接対話できる、書物を媒介にした小規模の勉強会の開催。3番目。これが今年1年の活動として最も特筆すべきことですが、『古典への招待』という特別企画を実現させました。第1回として前進座の看板俳優の嵐圭史さんに「平家物語の魅力」と題して講演をお願いしましたが、追加講演をお願いせざるをえないほど多くの聴講申込みが殺到。うれしい悲鳴をあげることとなりました。会場の武蔵野公会堂と三鷹産業プラザはいずれも満席となり、嵐さんの朗読付きの熱気あふれる講演は大好評を博しました。特別講演は今後も随時開催したいと思っています。ご期待ください。
さてことしの大講演会は、昭和史研究の第一人者保阪正康さんを講師にお迎えします。国の姿が決定的に変質する危機、まさに歴史の大転換期にある戦後70年の憂うべき状況についての、保阪さんの示唆に富む講演を拝聴できるものと期待します。皆様のご来場をお待ち申し上げます(「本をたのしもう」NO.14、2015年10月3日発行)。
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〈代表世話人〉高村幸治
われわれ「本をたのしもう会」は、今年(2014年)で14年目⇒続く
出版NPO「本をたのしもう会」は広く読書推進活動を行うための非営利グループです。マスコミや教職関係のOB・現役、地域のコミュニティ活動や文化活動に関心のある市民など、主に武蔵野市を中心とする多摩地区在住の、志を共にするさまざまなメンバーが集まって活動しています。読書の面白さや魅力を知ることで自ら考える能力を培うだけでなく、同時代を生きる人々と交流を深め、経験を共有することで、豊かな市民文化を形成することをめざしています。
〈五十音順〉
〈会長〉高田昭彦(武蔵野市)〈代表世話人〉高村幸治(小平市)
石橋聖名(武蔵野市)
今井康之(三鷹市)
大麻寛史(小金井市)
唐澤明義(武蔵野市)
唐沢 修(武蔵野市)
上林健一(武蔵野市)
菊地伸介(町田市)
北原 靖(長野県駒ヶ根市)
北原 武(ハ王子市)
木下悦子(武蔵野市)
坂巻克巳(日野市)
桜井淳介(武蔵野市)
佐野晃弘(小金井市)
島森和子(小金井市)
関口教和(豊島区)
竹内好春(調布市)
田中典子(三鷹市)
田村恵子(武蔵野市)
田村 実(武蔵野市)
中川 進(日野市)
野川智恵子(文京区)
野口圭子(小金井市)
畑 史郎(武蔵野市)
初海 茂(日野市)
平野卿子(武蔵野市)
東 哲郎(武蔵野市)
東 直子(武蔵野市)
堀坂浩太郎(武蔵野市)
堀坂広子(武蔵野市)
水上健一(武蔵野市)
濱川香雅里(練馬区)
向井一江(武蔵野市)
山岸正七(調布市)
吉田浩一(武蔵野市)
渡部 淳(所沢市)
「読者情報レター」《題字デザイン》 矢崎芳則
(2017年4月1日現在)
◇企画:「本をたのしもう会」 高村幸治・木下悦子 編集・制作:インターネット 事業団・飯島信吾 UP:2016年11月30日 更新:2016年12月02日 更新:2016年12月15日 更新:2017年01月05日 更新:2017年04月11日 |
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武蔵野市教育員会 HP「サークルガイドブック」――社会教育関係団体紹介より 2016.12.02お知らせ